sakura12sanの日記

片側顔面痙攣の病気で悩んでいる人へ。経験談を綴ります。

片側顔面痙攣の手術後4日目

明日、退院したい、ということを先生に伝えたくて、朝から病室のベッドから離れないでいましたが、待っていると、会えないものです。

 

昨日から看護師さんに声をかけていたので、先生も私が、話があることは伝わっている感じでしたが、お忙しいようでした。

 

いつもなら朝9時前には来られるのに、この日は来ず。

それなら、普段だと18時頃が濃厚か、とも思いましたが、ひたすら、病室で待っていたら、15時半頃、助手の先生が顔出ししてくれました。

 

退院したい旨を伝えると、検討してみる、とのこと。

やはり、普通は抜糸してから退院、という運びになるので、抜糸をするために、先生の診察予約ができないので、他の予約の人の間に割り込ませていただくことになるので、当日、待つことになるだろう、ということと、退院前のラストのCT検査ができていないので、CT検査も、1週間を切っているので、予約が取れない、とのこと。

どこかの空いた時間に入れてもらう事になるので、結構待つかもしれないよ?とのこと。

 

それでも、退院したいのか?ということになり、手術前から、私は可能であれば、早い退院を希望、と主治医の先生にも話していたので、今の状態で退院可能、という判断が出れば、退院したい、と申し出ました。

 

傷口の確認、食欲の確認、体温の確認をしてから、返事は数時間後になるかも…と言われましたが、30分以内に確認が取れたようで、退院許可がおりました。

 

ラストの夜までの点滴も、昨日は3食完食し、本日も食べられているので、不要、との判断が出て、点滴も外してもらいました。

 

ここで初めて、自分の手術の経緯について、質問しました。

退院するまでに、先生の方から説明があるのかな?と思っていたのですが、先生から話されることはありませんでした。

多分、質問すれば答えてくれたのでしょうが、術後の様子、痛いところ、困っているところはないか?という感じだったので、聞く機会がありませんでしたが、退院前に是非聞きたいと思っていました。

 

助手の先生に伺うと、その先生は、私の手術の途中で抜けたらしく、全部は見ていない、とのことでした。

先生のみた範囲内で、教えてくれました。

 

その先生が去ってから、私の手術の全体に立ち会った、という別の助手の先生が来てくれて、質問に答えてくれました。

 

私の手術は、椎骨動脈と、もう1本、細い血管が触れているかも、と言われていました。

結局2本の血管が触れていたのでしょうか?と。

MRIで見るのと、実際に開いて見るのとでは、違う事もよくあるようです。

 

私の場合は、椎骨動脈の下に神経に触れている細い血管が2本あったようです。椎骨動脈は、開いてみると、ギリギリ神経に触れていなかったのではないか、という微妙な位置でした、とのことでした。

 

ですが、かなり近い位置だったので、椎骨動脈は、2度と近づくことのないように、クッション剤的なものを置いて遠くへ離し、細い2本の血管は、普通に離しました、とのことでした。

 

3本も血管をどけた、と聞き、びっくりしましたが、数をこなされている、こちらの病院では、それほど珍しい症例でもなさげでした。

 

私の椎骨動脈の複数回手術の可能性は、話を聞いて、さらに低くなったような気がしました。

元の位置まで戻っても、触れない可能性が高そうだ、ということ。

 

細い血管はどけて戻ったことはない、と言われていたので、2本の血管はもう大丈夫だろう、と。

 

手術の話はちゃんと聞いておいて良かった、と思いました。

 

退院して、良くない症状が出たら、といったことにも、色々答えてくれました。

 

発熱、傷口の腫れ、出血、痛みのいずれかの症状が出た場合は、時間を問わず、外来受診するように、と。

手術をして、入院をした人は、土日でも何かおかしな症状があれば、病院に電話して診てもらえるそうです。

 

退院手続きは、明日の朝、10時頃には、事務の方から入院費用明細が渡されるようなので、その書類が出てきたら、自分で支払いを済ませて帰って良いようです。

 

家族のお迎えの時間は?と聞かれましたが、私は1人で入院、1人で退院予定だったので、家族の迎えはなし。

 

事務手続きが終わり次第、帰ります、ということになりました。

 

退院が決まり、手術の傷跡を、自分のスマホで自撮りしていましたが、全貌が写った写真はありませんでした。

 

家族は傷口は恐くて見たくない人ばかりで、写真を撮ってもらえる人はいません。

 

看護師さんに頼んで、写真撮影してもらいました。

傷口の様子を自分できちんと確認しておきたかった。

 

針金の様な針で、傷口は塞がれていました。

自撮り写真だと、15個までしか数えられなかったのですが、キチンと撮影してもらうと、全部で17針でした。