sakura12sanの日記

片側顔面痙攣の病気で悩んでいる人へ。経験談を綴ります。

片側顔面痙攣の手術後3日目

この日が、後から思うと分岐点だった気がします。

 

V字回復で、元気、食欲などが戻ってきました。

 

朝食がパンケーキだったのも、食べやすいスタートとなりました。ヨーグルトが朝食メニューについていたのも、気分が上がりました。

 

昨夜飲んだ下剤で、気分が悪くならないか心配でしたが、突然グルグルくることもなく、穏やかにスッキリ効きました。

効果は、人により、差があるようですが、手術以降、毎日食べてはため込む毎日だったので、お通じがあったことも、食欲回復に役立ったようです。

 

また、歩くたびに重い…と感じていた、心電図検査器具が外れ、指先についていた、パルスオキシメーターも外れ、外れないのは、点滴のみとなりました。

 

喉の腫れ、顔の腫れは引く様子もなく、痛みもありましたが、術後の翌日ほど、食事の時に喉につっかえる事もなくなってきました。

 

頭痛の痛み止めは継続して飲んでいましたが、傷口も、頭の痛みも、さほどではありません。

 

あまりにも元気で、入院病棟で少しでもウォーキングができないものか…と、歩くならこのルート、と看護師さんに教えてもらったルートを、歩いてみました。

 

私は右足の股関節が生まれつき変形している、変形性股関節症で、数年前、劇しい痛みが出て、一時期歩けなくなりました。

 

ひどくなれば、股関節を人工骨に入れ替える手術をすれば、大丈夫、と言われましたが、その時から、股関節周りの筋肉を鍛えることで、手術なしでも歩ける足を取り戻すため、結構大変だったのです。

歩くために、数人の先生の指導を受けて、徐々に歩ける距離を伸ばしていって、歩ける足を取り戻しました。

歩けるようになってからは、毎日8000歩は歩いています。

自転車を漕ぐと痛みが緩和されたので、自転車も毎日40分は漕ぐことにしています。

 

手術をして、寝てばかりいると、筋肉はすぐに落ちるといいます。

今までの努力が水の泡になるのは嫌で、元気が出てきたら、足を鍛えないと!と思いました。

 

病棟内で歩ける所を10往復しましたが、300歩程度。100往復しても、3000歩!

 

他の入院患者さんも、変な人だな…と思いそうだし、ここでは歩けない…と思いました。

 

昨日まで、食欲もあまりでなかった為、術後5日目で退院する人もいる、と入院前に聞いていて、密かに5日目退院を狙っていたのですが、無理かな…と思っていました。

 

が、今日は、この調子なら、明後日退院は、可能な気がしてきました。

 

昼食も、夕食も、量が多いな…と思いつつ、完食しました。

食事が自分で取れる、というのは、退院条件に入ってそうな気がして、退院するぞ!と決めたら、俄然やる気がわきました。

 

本日は、体温も平熱に下がり、夕方頃、先生がきてくれる事が多いので、退院したい、と聞いてみよう、と思っていました。

 

が、この日は先生は忙しかったのか、私が、共用スペースにいることが多いので、会えなかったのか、退院したい、と言えませんでした。

 

主治医の先生と、助手の先生と、2人のどちらかは、毎日顔を見せてくれていたのですが、この日は運悪く、どちらにも会えず。

 

明日、言って、明後日退院に間に合うのか、よくわかりませんでしたが、とりあえず、明日にかけることにしました。